十六夜、駅の上より

体感温度摂氏-13度の中
雑木林の間からポイントを探す
今年の9月の為の下見がてら来たのだが、歩いていくに従って少し自分の思っているピントとずれてるので
『今日は無理か?』
と思っていた矢先、ひとつだけちょうぞマンハッタンが綺麗に見えるポイントを発見!
もう少し広い場所を探そうと思ったが、ここがポイントからずれる限界と感じこれ以上探すのを諦める
今日はここで撮れるだろうけど、9月の本番は秋初旬だからこの辺は草木で覆われ もしかしたら見えないかもな
そう独り言を言いながらブツブツセッティングを始める
さて、今日は少しだけ開始時間まで時間が余っている
なので試し撮りをする、そんな中問題がひとつ発生..
撮っている場所の後ろで車の往来があるから
バスや大型トラックが行き来する度に足場が僅かに揺れ微妙にピントがズ・レ・ル…
しかも風も合わさって余計にブ・レ・ル…
んんん...
『仕方がない、場所が場所だし もう他を探す時間もないから今日はここで我慢しよう』そう思い時を待つ
そうこうしている内に月の出から11分、
『出た!』
ビルの間より出たての十六夜、大気の状態が良くないのかモヤモヤと風でなかなか月にピントが合わない
5分間の勝負中、焦る気持ちを抑えつつもかじかんだ指で必死にシャッターを押す
ブレブレの写真を量産しながらそれでも何枚かに1枚は撮れた事に感謝
もう少しピントを追い込んでいきたかったが、今日はこれが限界と感じ良しとする。
雑木林ロケーション問題・大型車問題・当日の天候問題など色々課題を背負い、
さて後7ヵ月後、本番はどうなるのやら...
※以前に『十六夜、崖の上より』という題で書いた記事がありますが、
同じ十六夜繋がりでタイトルを同じようにしてみました。
ただ前回の撮影場所はまた別になります。
※※焦点距離800mm+トリミング有り(縦構図にて紹介したかった為)
by triangleny | 2015-02-11 02:31 | Moon | Comments(4)

夜の怪しげな雰囲気がよい感じで伝わってきます。
トリミング仕方ないですよね。
個人的に、できることならトリミングはしたくありませんが、超望遠の時は仕方ないのでトリミング前提で撮影することもよくあります。
孤独な撮影の様子が・・・・・と思ってたのですが
こんな綺麗なお月さまを相手に呟いておられたのですね^ ^
ひょっとしたら ETを乗せた自転車が横切るかも…
魔法がかかる夜のようです^ ^
ありがとうございます。
トリミング、する時に考えますよねぇ。
縦構図でもともと撮ればいいのですが、
横構図での撮影を優先すると
たった数分しかないショーイベントで
超望遠使用中に構図を変えることの難しさに迫られますね。
同じカメラ2台・三脚2本・レンズ2本あればいいんでしょうけど。。
こんばんは~冬の奈良からありがとうございます♪
素敵な表現、嬉しく思います。
この綺麗なお月様、ドアを開ける音もなく足音もなく忍び寄る影もなく静かに静かに昇ってきます。
その一瞬の天体ショーはすぐ終わってしまうので毎回ドキドキものです。
自分の焦る気持ち抑えるためにブツブツ言いながらでないと落ち着きません。
傍から見れば変な人がカメラ覗いて『何やってんだ?』って感じですね。^^;