サイフォンコーヒーの香り

午前11:52、
Greenwich stを渡る
冷ややかな風の間からコーヒーのような香りが流れてくる
その香りが突如過去への記憶とリンクする
晴れた公園の横を北に歩きながら 頭の中は子供の頃の日曜の朝
カウンター越しに母がサイフォンのコーヒーを入れる姿が映し出されている...
歳をとると ふっとした瞬間で何かと何かが合わさった時に昔の記憶を思い出すことが出てくる
今まで全然思い出そうともしなかったのに 細い細い導線が頭の中で繋がる
何の暗示かは分からないが、とりあえずはあるがままを受け入れよう。
by triangleny | 2015-03-20 06:46 | Landscape | Comments(0)