百数年ぶりの記録だったらしい
外気温-3.3℃、体感温度-7.7℃
16時半過ぎのBeaver Moon狙いのために支度をする
初めての場所なので1時間程で行けるところを余裕をもって月の出の1時間半前に出る
この日はThanksgiving Day何があるか分からないと警戒していると、
やはりあった、川を渡る電車が来ない
10分待つ、来ない
15分待つ、来ない
20分待つ、来ない
25分近く待つことになりそうなところで、ようやく来る
でも、すぐには発車しない
ここでも待つ、、、
電車が無事に発車し、たった一駅の川の向こう岸の駅に降りると残り時間が月の出まで45分
慌てていつものCiti Bikeに乗り込み、車も人気も少ないNJの街を駆け抜け、坂を上がってゆく
体感温度-7.7℃の中、10kg以上の機材を抱え息切れしながら大きな坂を上り 手はかじかむが、体は温まった
自転車を置いて月の出まで残り20分
目的の場所まで急いでいくと、
現場は木が生い茂っている
どうしようかと、少し周りを探すが、新しくアパートメントが立っておりエンパイアとクライスラーが全く見えない
月の出まで残り10分、
ならば最後の手段と、崖の上の住宅とその下を走る公道の間の雑木林の中からとることに決める
寒いのと少し雑木林の木を切ってくれているおかげで、
何とか中腹部分に立ちバラのとげと格闘しながら急いでセッティング
凍りそうな手でなかなか思うようにできなく、
横からは枯れた花の綿毛みたいなものがカメラやレンズにくっつこうと飛んでくる
それでも何とか月の出までにセッティングとテストシューティングを終え、待機
『ここで大きく月の出る位置が外れたら場所を変える余地はないな・・』と
半ば諦めと覚悟を決める
エンパイアの右からか?左からか?
待つこと10分、、、
エンパイアとクライスラーのちょうど間に黄色い光を発見!
『これなら何とか画角入る!』とマニュアルでピントを合わせなおす
ようやくエンパイアの右から出てきたところで、
Thanksgiving Colorになっているエンパイアと合わせるために800mmで何枚か撮る
ここで本日の表紙の1枚目の写真が撮れる
そのあと、レンズを変え、エンパイアのてっぺんの緑のライトまで入るようにセッティングし直す
ただ、この時もうすでに月の出より16分経過しているため
月の表面が明るくなりすぎて周りの景色と露光が合わなくなってくる
それでももう1枚と何とか撮れたのが本日の5枚目、
普段ならもう少し月が昇って風景的な写真も撮りたいところだが、
今日は場所が雑木林で足元がどんどん暗くなってきており、
滑り落ちて怪我でもしたら大変なのでこの辺りで止めておく
まずはここに1枚残せたことに感謝し坂を下りて帰った。
関連記事:2016年のBeaver MoonはSuper Moonでした
エンパイアとクライスラーの間に黄色い光が見える
エンパイアの右よりようやくBeaver Moonのお出まし
どんどん上がってくる
ここで表紙の1枚目が撮れる
レンズを変え、エンパイアのThanksgiving Colorと合わせた1枚
体感温度-7.7℃
雑木林の上で周りも入れて