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講演会で知り合った彼女にポートレートセッションを依頼される
今回はアメリカ最大の老舗サーカスだった”Ringling Brothers.And Barnum&Bailey”の
唯一日本人クラウンパフォーマーというモデルなので、インパクトをあるカットを考える
セッション当日、撮影が始まり、続けるうちにどんどん動く彼女に合わせてシャッターを切る
それでも自分の中では
「何かが足りない」、
「何かが欲しい」、
「もっとインパクトのあるカットは撮れないのか?」と、考える
もっともっと「彼女自身の元気よさ」を引き出せるカットは撮れないか?
撮影を続けるうちに何かが少しずつ頭の中でイメージが膨らむ
「一通りの撮影が終わったら聞いてみよう」そう思い、持参のコスチューム・小道具での撮影が終わる
そこでこちらから自分のイメージしている大胆なカットを説明する
と、彼女自身も「それぜひ試してみたい!」とイメージ創りに乗ってくる
残り少ない時間で、創り上げたイメージを基にレンズも変え、アングルも決め、再撮影スタート!
出来上がったのがここにUPした写真
彼女の気持ちのよい元気良さ・伝えたいイメージが思う存分に詰まった1枚になった
ポートレートというのはフォトグラファーとモデルが一緒に創り上げていくものだとつくづく感じた瞬間であった。
ー岩佐麻里子ー
日本大学芸術学部演劇学科卒業。
”フィジカルコメディー”というスタイルでクラウン役を得意とする。
身体表現で観客を楽しまるという日本では中々ない独特なスタイル。
他、ジャズやタップダンス歴も長く、そういったパフォーミングを取り入れるのも彼女の特徴。
2012年から2017年まではアメリカ最大の老舗サーカスであった
Ringling Brothers.And Barnum&Baileyに”クラウン役”として活躍していた。
サーカスメンバーの中で唯一の日本人パフォーマー。
今はニューヨークを拠点に全米で活躍、もちろん日本でも活躍中。
NYでは多くのスタンダップコメディーショーにフィジカルコメディアン及び、クラウンパフォーマーとして出演。
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