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自宅出発15時過ぎ
体感温度マイナス4℃
北西からの強い風にあおられながらPath Trainに乗り込む
少し早く現地に到着し周りを見ながら移動
現地はハドソン川近くなのに意外と風が少なく少し期待値が上がる
そろそろ月の出の時刻という頃になって決めていたポジションへ移動
三脚を立て直しスタンバイ
この時になってどんどん風が上がってくる
この日は非常に風が強いのだが、2021年初の満月ということもあり何とかとらえたいと思い、
ESBとWoff Moonを大きく捕える為に解像度を諦め
出来るだけシャッタースピードを稼ぐセッティングに合わせる
風と寒さで手が動かなくなってくる
カメラのレリーズをつけテスト撮影を行う
「あれ?」
音はするが、インターバルでシャッターが切れていない
コードを差し込み直し、電源も入れ直し、電池も入れ直しても動かない
風はどんどんきつくなり、月の出まであと10分に迫ってくる
この時点で体感マイナス10℃、15mの突風
レリーズ寒さで制御不能…
2台の内の1台のインターバルタイマーのみで対応に変更
時間が迫る中、早く準備しようとも手袋をした手がかじかみ思うように動かない
「あっ!」
っと思ったら、Gustが入り、レンズキャップが川へ飛んでいく
レンズキャップ紛失…
他の備品も飛ばされそうになり、風が落ち着くまで押さえ続ける
寒くて涙が出てくる
いよいよエンパイアの左から月の出!
と思ったら、自分の予想からずれたところから満月が顔を出す
この寒さと風の中、手が思ったように動かない為、
三脚を立て直すことを諦め構図を変更してピントを合わせ直す
風でブレて中々ピントが合わない
涙で月が上手く見えない
エンパイアの下から満月が上に昇ってくるまでこれでもか!と風が容赦なく吹き付けてくる
風が弱くなったその合間に少しずつ撮り続ける
エンパイアの上に上がってゆくとやはり月明かりが強すぎ露光が合わなくなってゆく
エンパイアの頭上に月が上がってしまった頃には風は落ち着いていた
何とも皮肉な初満月
ブレブレ写真を量産…
それでも何枚かは撮れたので今回はこれで良しとする
さて、来月は2月、まだまだ寒いニューヨーク
どうなることやら。
※こちらは前回の記事になります
※去年の1月、満月前の月の入りです
※こちらは動画になります
※一昨年の皆既月食スーパーWoff Moonになります
現地到着、雲一つない空は晴れ気持ちの良い夕暮れ

日が暮れ、カモメも飛び交い、ブルーモーメントも見られる

予想した場所からずれて月の出、
撮影場所を変えたかったが2台セットと強風とマイナス10℃の寒さのため断念

何枚ものブレた写真を量産しながらピントの合ったものをチョイス

一旦エンパイアの後ろに隠れてゆく

隠れる前、最後の一コマ

次はエンパイアのトップとWoff Moonを右上に狙うイメージでに構図を変更

徐々に昇りゆく満月、風が弱くなった合間に少しずつ撮影継続

エンパイアから離れてゆく瞬間

画質は良くないがようやく満足のいく1カットが撮れる

エンパイアの頭上に満月が昇るころには月の表面との露光が合わず月は白飛び

この頃には空も晴れ風も落ち着つくが、手もかじかんで思うように動かせず身体も寒さで凍える
かなり着込んできたのに、山の中でなく、街中の寒さに耐えれず撮影断念

こちらは出発時点の天気
Temperature32℉(0℃)、Feelslike25℉(-4℃)

撮影終了時点、Temperature29℉(-1.6℃)、Feelslike14℉(-9.9℃)
