※この1カットは2023年8月31日撮影分です。
※※他、38枚の写真をご覧になりたい方は「More」をクリックしてください。
先月末、
2023年8月30日、31日と2009年以来となる「スーパーブルームーン」
過去の記事をご覧になった方はご存じかもしれないが、
結果から言うと両日共に雲で阻まれ
また、8月31日の方は雲から少し出てきたものの
エンパイアステートビルと重なる瞬間は再度雲に覆われ、
シーイングも悪かった
満足のいく結果ではなかったが、2日間の流れを少し備忘録としてまとめたいと思う
かなり長い記事なので予めご了承願いたい
ではまず8月30日から、
この日は朝から雨のスタート
9AM台は大雨が降り10AMくらいにようやく良くなる
このまま一気に晴れてほしいことを願うが、、
その夜の天気もなんかいまいち、、、
夕方になり撮影準備を終わらせ5:51PM 出発
奥の東の空が気になる
風の心配もしつつPath TrainでNJへ
最寄りの駅で降りいつものバス停へ向かう
また、いつものごとくバスアプリにGPSバスは映っていないが、予定時刻に来ることになっている
「バスが本当に来るのか?」とバス到着が気になる女性と一緒に
ストリートの向こうに来るか来ないか分からないバスを待つ
その合間にまた東の空が気になるので1枚撮ってみる
バス到着時刻になるとアプリから来るはずだったバスがページから消える
これも前回同じような体験しているので驚かず慌てずにしばらく待つことにする
そうすると到着時刻を10分ほど過ぎた頃だろうか、
忘れたようにひょろひょろとバスがやってくる
バスで撮影現場まで20分あれば行ってくれるので非常に助かる
このバスがないと15㎏くらいの荷物を担いだまま1時間は歩かないといけなくなるので
少し遅れようが何とか来てほしいと、毎度のことながら願っている
そして、現場近くのバス停に7:09PM到着
ここから撮影ポイントまで歩いて10分強
この日の月の出が7:46PM頃なので間に合いそうだとひとまず安心する
現場近くで西の空を見ると綺麗な夕陽が落ちていくところ
7:22PM、撮影現場に到着するが誰もいない
この日はエンパイアステートビルと合わせれるポイント、
珍しいSuper Blue MoonだからInstagramerやPhotographerだらけだろうと
大きめの三脚に脚立の組み合わせで来たが誰もいない
「もしかして撮影ポイント間違えた⁉」
と、一瞬不安にもなったが、
いつも撮影中は一人の時が多いので
「こんなもんだろう」と思い直し準備を進めていく
しばらくすると1台の白い車がやってきて「How are you?」と聞く
どうやらSuper Blue Moonを狙いに来たPhotographerらしい
「僕はもう少し北側に行くよ」と言い残し消えてゆく
テストシュートが終わって周りを見ていると
先程の白い車が戻ってきて駐車し、僕の隣でセッティングを始め質問する
「何を狙ってるんだい?」
「今日はエンパイアステートビルかな?」
「さっき北の方に行ったら撮影ポイント近くの駐車場が満車で停めれなかったから戻ってきたよ」
「じゃあ有名なInstagramerたちはそこにいるんだね?、そこから何を狙うの?」
「Edge狙いさ」と話してアプリスクショを見せてくれる
「そのアプリ正確なんだけど使いづらそうなんだよね」なんて返すと、
「俺はこのアプリ使ってないけど友達がスクショを送ってくれるんだよ」
「いいねぇ」
などと話している内に月の出の時刻
マンハッタンは夕焼けがビルに映りオレンジ色に染まる
オレンジ色のHudson Yardsは良いが、その後ろのくすんだ紫の空の方が気になる
透明感のある紫ならBlue Momentで綺麗だが、薄っすらオレンジが入った紫というのは
恐らく雲に夕焼けが反射しているのだろうと考える
「やはり雲が厚いか…」
10分ほどして、景色がどんどん暗くなってゆく
7:55PM、空は深い蒼に…
その3分後、雲の切れ間から薄っすら瞼を開くかのようにSuper Blue Moonが現れる
「やはり無理だったか...」
エンパイアステートビルとは重ねることはできなかったが、
600mm内の同じ画角内でEdgeも入れ1枚撮れたので良しとする
2分後、厚い雲が月を覆い隠してゆく
8:09PM、ようやく纏わりついた雲から抜けるように満月が現れれ、
レンズを引いて300mm強で捕らえる
2分後、250mm近くでもう少し引いてクライスラービルとSummitも入れたカット
全貌を現したSuper Blue Moon
その3分後の8:14PM、また雲の中へ、
この日の最後はiPhoneで撮ったこの1枚で終わりにする
そして次の日、2023年8月31日、
この日は気持ちの良い快晴の夕方
かなり期待して準備をする
予報も良い感じ、風は少しあるが湿度も低い
月の出時間が71℉(21.6℃)、湿度が39%でNJなので
「これは半袖では少し寒くなるな」と、上着を着て5:52PM出発
Path Trainに乗る前、
東の空を見ると雲一つない!
「これは良いものが撮れそうだ!」と期待度が上がる
6:03PM発のNJ行きに乗り込み6:25PMには最寄り駅に到着
前日と同じようにバス停まで歩く
途中、Wendy'sのAmerican Flagがたなびく風の強さは気になるが
その向こうの青い東の空が何ともワクワクさせる
いつものバス停に着きアプリをチェックすると到着予定のバスがアプリに出ている!!!
これは良いことがありそうだ!と待っていると時間通りバスが来る
気分良くバスに乗り込み目的地に到着
すると既に2人のPhotographerが三脚を立てて場所取りをしている
その二人は僕が狙っていた場所で、
ストリート横の歩道なので場所がもうなかったからもう一つのポイントへ移動
するとそこにももう二人と三脚が2本…
「今日は中々手ごわいな」
と思いつつも、和やかに撮影したいので二人と笑顔で挨拶をして準備を始める
そうこうしている内にもう3人来る
「これは有名な月撮りのInstagramerだな」と感じる
Photographer増えてきたところで、
テストシュートを兼ねて日の入り5分後の7:35PMに600mmで1枚撮る
今日はHudson Yardsからはエンパイアステートビルは少し離れているので
月の出から昇っていく様子をエンパイアステートビルと月を合わせたら迫力があるな、と期待する
そして月の出の8:13PMが過ぎ8:18PMに1枚
空が薄っすらオレンジに…
えっ?雲がかってる?
その2分後の8:20PM、
雲の切れ間から眩いオレンジ色が顔を出す
雲から何とか出てきてくれ!という気持ちが高くなる
8:23PM、
やっと出たかと思うともう一つ大きな雲が!
8:25PM、エンパイアステートビルと重なるが半分以上雲に埋まっている
ようやく雲から抜けるが時すでに遅し、、、
しかもピント合わせをしたはずなのにシーイングが良くなく大気がかなり揺れている状態
やはり夕方のAmerican Flagがはためいたのも影響してか東の空の上空は風が強いのかと、悩ましい
8:29PM、雲から出てきたSuper Blue Moonがようやく綺麗に見える
まさか前日と同じ雲にかかってしまうとは…
そんなことを言っても仕方ない、
ここの現場にいた誰一人として満足には撮れていないのだ
空高く昇ったSuper Blue Moonは何とも言えない美しさでニューヨークの街を照らしていた
こんな気持ちの良い夜にSuper Blue Moonが見れたからそれで良かったと納得し
8:40PMのこの1枚でその日は終わりとする
iPhoneでも撮影
エンパイアステートビルと重なる
エンパイアステートビルの真ん中
ここから雲を抜けていこうとすす
iPhoneの広角で撮るとNJからマンハッタンまでの遠さがお分かりいただけるかと思う
次回は6年後の2029年3月に観測できるという、
その頃、僕はどこで何をしているのだろうか?
魚座の満月、ありがとう。