ニューヨークのカレンダー2026について ー1月の写真ー

ただ今クラウドファンディングプロジェクトに挑戦中です！

リンク　⇒　あなたの1年を重ねてニューヨークの記憶を綴るカレンダーを届けたい！

皆さま、

昨日からこのプロジェクトで一番力を入れているカレンダー写真についての投稿を始めました。

今年のプロジェクトでは、今現在35名の方にサポートいただいております。

達成率が51％となり、

より多くの方にこの活動を応援していただけるよう今日は1月の写真説明を投稿します。

1月： Blizzard Jonas 2016

10年前、歴代2位を記録したWinter Storm” Jonas” がニューヨークに襲い掛かった2016年1月。市内の道路は一部封鎖され、地下鉄の地上区間も運休、セントラルパークで27.5インチ（約69.9cm）の降雪。その大雪の中、私が見たものは、ティファニーブルーのCafe、葉を落とした冬の木々、そしてそっと灯る一つの窓。普段の街角は降り積もる真っ白な雪で一瞬のアート作品に変わりました。

私がカレンダーを制作する時に取り扱う3つのテーマ

1. 季節が巡るニューヨーク

日本人として自然と惹かれる“四季”の感覚を、ニューヨークの街に重ねました。春のセントラルパーク、夏の空、美しく染まる秋、冬の静寂。ページをめくるたびに、季節の香りや空気がそっと伝わるような写真を選んでいます。

2. その時代に生きる街の物語

日々変わり続けるニューヨークには、偶然や奇跡のような一瞬が溢れています。イベントや街角の表情、人々の息づかい。その年、その時だからこそ出会えた景色を収めました。かつては当たり前にあった街角が、今はもう記憶の中にだけ存在する“今”という時間を閉じ込めた、ニューヨークの鼓動を感じていただけます。

3. 「月とニューヨーク」シリーズ

そしてこのカレンダーの象徴とも言えるのが、2011年から撮り続けているテーマ「月とニューヨーク」。ニューヨークの地下鉄と一緒に写し込んだスーパームーン、ビルの谷間に昇る中秋の名月、ブルックリンブリッジに向けて見上げる月の出——どれも時間が止まったような瞬間を纏っています。このシリーズは、私が最も大切にしている“ニューヨークのもうひとつの顔”です。

では皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

Triangle NY

植山 慎太郎